全ては合併から始まった。

平成16年10月、岐阜県恵那市と岩村町、山岡町、明智町、串原村、上矢作町が合併して新恵那市が誕生。昭和の合併と合わせると13のまちがひとつになった訳だ。しかし、形の上では一つになっても地域や心の交流はなかなか進まない。そこで市民グループを中心に、人々の融和を目指した「映画制作によるまちづくりプロジェクト」が始まったのが、今から約5年前のこと。「えな“心の合併”Project」の誕生である。
ゼロからのスタート
それは、合併して2年が過ぎようとしていた頃のこと…。
行政や地域経済の担い手が中心となり、様々なまちづくり活動が始められていく中、「これでいいのだろうか?本当に地域の意識はひとつになるのだろうか」と疑問を抱く行政マンがいた。何とかして、地域や世代を超えて、人がつながることは出来ないのかと思案していた。 その頃に、とあるシンポジウムで出会ったのが、映画製作会社
FireWorksが推進する「映画を使ったまちづくり」の手法だった。
恵那市民56,000人全員参加の映画づくりを目指す!

映画の企画段階から、様々なプロセスをイベント化、参加型スタイルで多くの人を巻き込んでいく。始めは数名から始まったこのプロジェクトだが、今までの間に、映画塾の開催、脚本づくり、映画祭チャリティコンサート、予告編の撮影などプロセスを経て、既に参加してもらった市民は数千人にのぼる。今年の夏に予定している本編のロケ、上映展開までの間に、何らかのカタチで、市民全員がこのプロジェクトの想いに触れてもらうことを目指している。